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ファミリーマート/繰延税金資産取り崩しで下方修正

2009年10月01日 / 決算

ファミリーマートは10月1日、4月9日に発表した2010年2月期第2四半期、通期の業績予測値を修正した。

財務の健全性の観点から第2四半期に繰延税金資産の一部を取崩し、個別で37億5500万円を法人税等調整額(税金費用)に計上することなどが理由。取崩す繰延税金資産は、主に子会社・関連会社株式に対する投資等損失引当金に係るもの。このほかの理由は、個別業績で個人消費の低迷、全国的な天候不順による夏型商材の販売不振などで売上高が計画を下回ったため。

修正後の予測値は、第2四半期売上高が1433億5000万円(当初予測より2.5%減)、営業利益196億円(10.5%減)、経常利益209億円(9.9%減)、当期利益98億5000万円(15.1%減)の下方修正となった。

通期は売上高2814億円(2.1%減)、営業利益327億円(10.9%減)、経常利益351億円(11.1%減)、当期利益150億円(20.2%減)とやはり下方修正となった。

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