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プロルート丸光/3月期の売上高10.4%減、営業利益35.6%減

2009年05月08日 / 決算

プロルート丸光が5月8日発表した2009年3月期連結業績によると、売上高317億2700万円(前年同期比10.4%減)、営業利益8億2900万円(35.6%減)、経常利益7億2500万円(38.7%減)、当期利益3億5300万円(46.0%減)となった。

基幹事業の前売卸業は、業界トップを目指すため、新しい事業構築である「ネット市場」と「首都圏市場」の開発による成長基盤の構築はじめ、新たな販売先の開拓・商品開発、業態にあった新たな「売り方」を構築することで、市場創出による事業拡大の実現などに取り組み、来期へ繋がる一定の成果を上げた。

子会社の小売事業については、厳しい営業成績となった。また、業績回復が望めない不採算店については店舗閉鎖に踏み切ったことから、特別損失を計上した。

次期の見通しは、前売卸部門では「顧客ニーズの対応力強化」をベースとして、「新たな仕掛で売上拡大・営業効率向上で収益拡大」を営業政策の柱として、全国の生活衣料業態に対応した適時・適品・適価対応の常設展示場の強化、2年目になる首都圏拡大のアパレル事業推進、時代の成長業態であるネット事業拡大をはじめ、前売卸問屋として商品差別化特性を出せるプライベートブランドにも引き続き取り組む。

子会社の小売部門は、不採算店の店舗閉鎖の実施などにより引き続き経営効率化に注力する。

2010年3月期の業績予想は、売上高315億円、営業利益8億2000万円、経常利益7億円、当期利益4億円を見込んでいる。

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