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ミドリ薬品/店舗の減損損失計上で当期損失13億8300万円

2010年01月15日 / 決算

ミドリ薬品が1月14日に発表した2010年2月期第3四半期決算によると、売上高は182億4200万円(前年同期比1.2%減)、営業利益1億3900万円(前期は1億8800万円の営業損失)、経常利益1億700万円(2億1700万円の経常損失)、当期損失13億8300万円(2億5600万円の当期損失)となった。

第3四半期はヘルスケア商品、化粧品などのカウンセリング販売を強化したが、第1四半期から適用した棚卸資産評価方法の変更や販売価格の低下などが影響し、売上総利益の確保は厳しい状況だった。

販売費・一般管理費は、販売促進費と人件費を抑制し、一部店舗での地代家賃の値下げなどで経費の削減に努めるとともに、宮崎県などに計6店舗を新規直営店として開店し、既存店の見直しの中で、大分県などの計7店舗を閉店し、期末店舗数は150店舗となった。

利益面では、営業不振店舗の減損損失5億7000万円、店舗閉鎖損失引当金繰入額2億2200万円を特別損失に計上。さらに、繰延税金資産3億6200万円を取り崩し、当期利益は損失計上となった。

通期は売上高240億1300万円(2.5%減)、営業利益7800万円(291.3%増)、経常利益4700万円、当期損失11億7000万円を見込んでいる。

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