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ミドリ薬品/特別損失1億1100万円発生、業績予測を修正

2008年10月12日 / 決算

ミドリ薬品は10月10日、4月11日に発表した2009年2月期中間期・通期の予想業績を修正した。修正後の中間期売上高は125億1600万円(2.7%減)、営業損失6900万円、経常損失9200万円、当期損失1億7300万円と赤字決算となった。通期業績も、売上高248億7400万円(2.1%減)、営業損失3800万円、経常損失8600万円、当期損失6億1800万円と赤字幅が拡大する見込み。

減益は、閉店済み店舗5店舗分の閉店費用などを閉店店舗引当金繰入として5100万円、閉店済み店舗の回収不能の可能性の高い敷金などを貸倒引当金繰入額として2200万円計上するため。さらに店舗設備等の一部で減損損失額が2500万円発生することなどから1億1100万円の特別損失が発生するため減益となる。

さらに販売促進活動の結果、売上総利益率が28.6%と当初計画値30.5%から1.9ポイント低下したことで、販売促進費や水光熱費の上昇、既存店改装などの経費を吸収できず、営業損失、経常損失が発生する。

通期は、減損処理の可能性のある不採算店舗のスクラップアンドビルドを進め既存店舗の効率化を図る。

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