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日本レストランシステム、トーエル/合弁会社設立で合意、野菜生産し店舗に納入

2009年08月24日 / 経営

ドトール・日レスホールディングス傘下の日本レストランシステムとトーエルは8月24日、合弁会社「T&Nアグリ」の設立について同日合意したと発表した。

日本レストランシステムの強みである商品開発力・販売力とトーエルの強みであるエネルギー及び水事業とを結集することにより、両社の企業価値の増大につながると判断し、共同で新会社を設立することに合意した。

新会社は、トーエルの水と熱の供給ノウハウを利用して水耕栽培によって野菜などを生産し、日本レストランシステムの店舗食材として納入するほか、「F&F」や「厳選食品 安心堂」で一般顧客への販売を予定している。

日本レストランシステムは、多業態によるレストラン事業や自然食品の店「F&F」を展開するなど、商品開発力・販売力に強みがある。トーエルは、関東エリアに35万件の顧客を持ちLPガスや「アルピナ」、「ハワイウォーター」の飲料水など生活に密着したライフラインを提供し、独自の物流網と顧客とのネットワークに強みがある。

両社は、すでに合弁でインターネットなどを利用した高品質の食料品を提供するT&Nネットサービス(サイト名:厳選食品安心堂)を設立している。

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