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メディカルシステムネットワーク/営業利益25%増

2009年11月07日 / 決算

メディカルシステムネットワークが11月6日に発表した2009年9月期決算によると、売上高は367億8600万円(前年同期比8.9%増)、営業利益14億4000万円(24.8%増)、経常利益12億6600万円(27.2%増)、当期利益4億3100万円(55.6%減)となった。

今期は、北海道のグループ子会社3社を1社に、関西地区のグループ子会社2社を1社に吸収合併し集約。収益力を強化した。利益面では、保有しているみずほフィナンシャルグループの株式評価損が発生するなどで、半減となった。

医薬品等ネットワーク事業では管理費用などの会計方法を変更し、営業利益が6億700万円増加した。事業面では、WINグループなどのドラッグストアチェーンの加盟の一巡、中小調剤薬局で医薬品卸売会社が安価な価格を提示したことなどで上期の加盟件数が伸び悩んだ。

下期には回復し、加盟件数は調剤薬局533店舗、12病・医院となり46件増加した。本州の加盟店などで取扱高も伸び、売上高は5億9100万円(10.2%増)、営業利益は7億3000万円だった。

調剤薬局事業では、子会社を吸収合併して集約したほか、13店舗を出店した。一方5店舗を閉鎖し、9月30日現在で調剤薬局172店舗、ケアプランセンター1箇所、ドラッグストア3店舗、バラエティショップ2店舗とした。既存店と新規店舗が堅調だったため、売上高は353億8800万円(9.0%増)、営業利益は13億6000万円(19.1%増)となった。

賃貸・設備関連事業は売上高5億1100万円(1.0%減)、営業利益は5000万円(前期は7700万円の営業損失)だった。

通期は提携先のアルフレッサ ホールディングスからの情報活用、調剤薬局の出店などによる規模拡大などで売上高402億300万円(9.3%増)、営業利益15億2300万円(5.8%増)、経常利益13億6900万円(8.2%増)、当期利益4億5300万円(5.1%増)を見込んでいる。

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