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三井物産/食料・リテール分野の営業利益15億円増

2010年02月02日 / 決算

三井物産が2月2日に発表した2010年3月期第3四半期決算によると、食料・リテール分野の売上総利益は643億円となり、前期の640億円から3億円増加した。

営業利益は173億円(15億円増)、持分法損益は64億円(15億円増)となり、米WILSEY FOODSを通じて出資している米VENTURA FOODSの業務用加工油脂商内が、原料油のコスト低減を反映して好調に推移し、52億円の増益となった。

株価下落でセブン&アイ・ホールディングス株式の評価損151億円を計上し、当期損失は28億円(前期は69億円の当期利益)となった

商品別では原料関連は概ね堅調に推移し、製品・流通関連もコストの削減努力などで増益を確保した。原料関連では、果汁商内が相場上昇により増益となったが、トウモロコシの取引は相場下落により減益となった。

プライフーズは、正肉の相場が下落したため減益となる一方、三井農林は飲料原料事業が堅調だったため増益。三井食品も採算の改善で増益となった。

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