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三井物産/食料・リテール事業の売上総利益は34億円減少

2010年08月03日 / 決算

三井物産が8月3日に発表した2011年3月期第1四半期業績によると、食料・リテール事業の売上総利益は187億円となり、前年同期の221億円から34億円減少した。

三井食品が取扱数量増により増益となる一方、欧州において缶詰・加工食品の輸入販売を行っているMCM Foods Holdings(英国)が缶詰事業の不振により減益。三井農林も茶類原料販売数量減により減益となった。

営業利益は30億円となり、売上総利益の減少を反映して、前年同期の69億円から39億円の減益となった。関連会社持分法損益は2億円の損失となり、前年同期の24億円の利益から26億円の減益となった。

株価下落により、三国コカ・コーラボトリング株式の評価損を計上したほか、Wilsey Foods(米国)を通じて出資している加工油脂食品事業Ventura Foods(米国)は競合他社との競争激化により利益率が低下し減益となった。

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