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三井物産/スターゼンと食肉事業で業務提携

2010年10月01日 / 経営

三井物産とスターゼンは10月1日、食肉事業の生産・加工・製造・物流・販売分野におけるバリューチェーン強化を目指し、業務提携した。

三井物産はスターゼンの2.53%の株式を保有する株主であり、従来から取引関係にあった。

両社が主に豚肉事業分野で協業することで、将来にわたりより強固な生産から販売までの一貫したバリューチェーンを構築するという。

生産部門では、養豚生産基盤の拡大による戦略的、安定的な調達網の強化、養豚農場の効率的運営、新ブランド豚の開発を行う。

販売部門では、スターゼン、三井物産と両社関係会社などの販売ネットワークの共有、食品メーカーとの連携を図る。

今後、両社で共同プロジェクトチームを立ち上げ、個々の具体策を策定し実施していく予定だ。

スターゼンは10月1日付で、三井物産の鶏肉事業子会社であるプライフーズの第三者割当増資引受を行っており、今後、鶏肉に関しても同様に両社の連携を強化する計画だ。

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