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三井物産/輸入中国産乾燥全卵からメラミン検出

2008年10月19日 / 商品

三井物産は10月16日、自社の輸入中国産乾燥全卵から微量のメラミンが検出されたと発表した。中国の卵製品製造会社、大連韓偉食品有限公司から輸入し、キユーピータマゴに納入したもので、自主分析の結果、メラミンが2.8~4.6ppm検出された。既に三井物産は関係官庁に10月15日の時点で事実関係を報告している。

三井物産は、輸入数量20トン中、ユーピータマゴ社に納入したもの、自社で保管中の未使用の在庫品約19.6トンを回収、中国に積戻すか廃棄処分する。キユーピータマゴに出荷し、エンドユーザーに納入してしまった乾燥全卵約0.4トンのメラミンの有無は不明。全量消費され、またエンドユーザーがメラミン混入の疑いのある商品を使用して製造した最終製品も販売済であり全て消費されているとキユーピータマゴから連絡を受けたという。

三井物産は、原因の究明を大連韓偉食品有限公司に要請し、原因究明・再発防止策が確認されるまで、乾燥全卵の輸入を中止する。

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