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三井物産/24時間型TVショッピング事業会社を子会社化

2009年03月30日 / 海外経営

三井物産は3月27日、台湾で24時間型テレビショッピング事業を展開するショップネットの株式を、台湾の中国信託グループ関連企業などから買取り、子会社化することで株主と合意したと発表した。

三井物産はショップネットの株式の85%を保有する株主となる。中国信託グループ関連企業は今後も15%の株式を保有する。アジアの24時間型テレビショッピング事業に日系企業が経営権をとって出資参画するのは初めて。

アジアでは経済成長に伴い消費が急拡大しており、三井物産は今後急速に24時間型テレビショッピングが拡大して行くと判断。台湾第3位の24時間型テレビショッピング事業者であるショップネットを買収することとした。

ショップネットは2006年1月から、チャンネル名「ViVa」として24時間型テレビショッピングをケーブルテレビを通じ放送し、台湾のケーブルテレビ配信世帯数は約630万世帯(台湾全世帯の約84%に相当)といわれており、ショップネットは全配信世帯数への配信を行っている。

今後は、日本と台湾それぞれのテレビショッピング事業ノウハウを融合するとほか、日本のテレビショッピングの売れ筋商品や日本企業の優れた商品の取り扱いを増やしていく。

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