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丸千代山岡家/販管費圧縮努力が奏功し増益、経常利益24倍

2008年12月07日 / 決算

北海道を中心にラーメン店チェーンを展開する丸千代山岡家(2008年1月期売上高:64億4417万円)が12月5日に発表した2009年1月期第三四半期決算によると、売上高51億3800万円(前期比8.8%増)、営業利益1億700万円(前期は300万円の営業損失)、経常利益1億1500万円(2364.7%増)、当期利益6600万円(2900万円の当期損失)と赤字体質から脱却した。

期間限定メニューの開発・販売を継続的に実施。新規顧客の開拓を積極的に行った。またサービス中心の研修実施で、店長・スタッフを定期的に教育し接客態度などを指導した。出退店状況では千葉県に2店舗、茨城県に1店舗を新規出店し累計店舗数は89店舗となった。利益面では電化厨房設備の導入、既存店舗の家賃交渉などを実施し、販管費圧縮に取り組んだ。

通期は売上、出展ともにほぼ計画どおりとして業績予測は変更していない。このため売上高70億8900万円(10.0%増)、営業利益1億9600万円(145.5%増)、経常利益2億円(117.5%増)、当期利益7500万円(271.1%増)と引き続き増益を見込む。

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