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丸栄/百貨店事業振るわず売上高15.6%減、営業利益94%減

2009年07月07日 / 決算

名古屋市で百貨店を運営する丸栄が7月7日に発表した2010年2月期第1四半期決算によると、売上高は106億8800万円(前年同期比15.6%減)、営業利益1900万円(94.3%減)、経常損失8700万円(前期は2億1200万円の経常利益)、当期損失3億800万円(2億600万円の当期利益)となった。

事業別の概況は、百貨店業でヤング婦人衣料の継続的なスクラップ&ビルドの推進や、比較的堅調な食料品を中心とした記念催事の開催など、顧客サービス面での充実など収益確保と店舗環境改善に向けた取組を行った。しかし売上高は95億1200万円(14.8%減)、営業利益は経費圧縮に努めたものの営業損失1億9200万円(前期は営業利益8500万円)となった。

不動産賃貸業の売上高は5億9300万円(4.3%減)、営業利益は2億3600万円(8.4%減)となった。

運送業は、全般的な企業収益の悪化に伴う受注減が影響し、売上高は2億4900万円(50.1%減)となり、経費削減に努めたが、営業損失1000万円(営業利益100万円)を計上した。

通期は売上高453億円(5.7%減)、営業利益6億2000万円(20.1%減)、経常利益2億7000万円(51.0%減)、当期利益1000万円(93.0%減)を見込んでいる。

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