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北海道コカ・コーラ/2008年通期は当期利益95%減

2009年02月11日 / 決算

北海道コカ・コーラボトリングが2月10日に発表した2008年12月期決算によると、売上高は717億3100万円(前年同期比2.4%減)、営業利益3億8700万円(71.7減)、経常利益4億1700万円(69.3%減)、当期利益4100万円(95.1%減)の大幅減益となった。

ジョージアブランドの活性化策としてキャンペーンを実施したほか、ファンタやミニッツメイドの新商品を開発。北京オリンピックとタイアップしたプロモーション策なども展開。また購買・物流を一体化したシステムを導入し、製造ライン集約の効果を狙って12月末付で北海道飲料を解散した。

物流面ではオホーツク地区の物流の機能統合・強化を狙い、今年2月に新北見事業所を開設。さらに製造・物流・調達を担っていたコカ・コーラナショナルビバレッジの業務終了で、受託加工から自社製造に転換した。これに加え自販機事業の強化のため、2月1日に北海道ビバレッジサービスと北海道ベンディングを合併した。

来期の業績予測は物流効率化や受託加工の自社製造転換などで、売上高606億円(1.9%減)、営業利益5000万円、経常利益2億円(23.5%増)、当期利益1億5000万円と減収が継続する見通し。

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