流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





北海道コカ・コーラボトリング/売上高12%減、営業損失8億円

2009年08月05日 / 決算

北海道コカ・コーラボトリングが8月5日に発表した2010年3月期第1四半期決算によると、売上高は297億3700万円(前年同期比12.2%減)、営業損失8億1400万円(前期は4900万円の営業利益)、経常損失8億1300万円(7600万円の経常利益)、当期損失8億5900万円(8400万円の当期利益)となった。

エリア別・チャネル別の販売体制を再構築し、全国規模で製造・物流・調達の一括管理業務を行っていたコカ・コーラナショナルビバレッジの業務終了に伴い、販売部門、製造・物流部門、スタッフ部門が三位一体となった活動を推進。市場競争力を強化した。

また、2月1日に北海道ビバレッジサービスと北海道ベンディングを合併、業務効率化に努めた。

事業別の概況では、飲料・食品製造販売事業で新製品の発売やコカ・コーラゼロの販売促進活動、各種の販促キャンペーンを展開するなど販売数量の拡大に努めた。

しかし、全国規模で製造・物流・調達の一括管理業務を行っていたコカ・コーラナショナルビバレッジの業務終了に伴い、受託加工収入・物流収入がなくなったこと、雇用情勢の悪化と個人消費の低迷による低価格販売で売上高は287億2000万円(9.3%減)、営業損失は8億3000万円(5700万円の営業損失)となった。

貨物自動車運送業、書籍などの販売などその他の事業は、売上高30億5900万円(23.6%減)、営業損失2700万円(5100万円の営業利益)となった。

通期は売上高645億円(10.1%減)、営業損失8億5000万円、経常損失8億4000万円、当期損失9億4000万円を見込んでいる。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧