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北雄ラッキー/2月期の売上高451億円、経常利益28.9%減

2009年04月19日 / 決算

札幌圏内を中心にスーパーを展開する北雄ラッキーが4月17日に発表した2009年2月期決算によると、売上高は451億1200万円(前年同期比0.1%減)、営業利益3億9200万円(23.%減)、経常利益2億6900万円(28.9%減)、当期利益3億3400万円(244.2%増)の減収減益となった。

部門別の概況はスーパーマーケット事業部門で、競合環境に対抗し、買上点数や客単価の向上を図るため年間52週の重点販売商品の販売強化やポイントサービスデーの強化などの販売促進策に努めた。

仕入コストの削減、在庫状況の改善、ロス対策の強化などに取組み、荒利益率の確保にも注力。管理面では、販売強化に伴い広告宣伝費や販売手数料などが負担増となったが、適正人員配置の徹底を継続し、人件費が幾分減少した。

下期後半からは重油・灯油価格の下落効果もあり、一般管理費全体では前期とほぼ同等の水準に留めることができた。店舗展開では、昨年6月に衣料品店の大曲店、9月には食品衣料共同店舗の岩内店を開店。

9月に美幌店内の建物の一部を改修し、米飯類の供給センターを稼動させ、道東地区での惣菜の強化・効率化を実現した。スーパーマーケット事業部門の売上高は447億8100万円(増減なし)、営業利益は3億9600万円(23.4%減)となった。

次期は6月に衣料品単独店の出店、既存店の店舗改装などで売上高456億2600万円(1.1%増)、営業利益4億3100万円(10.1%増)、経常利益3億1800万円(18.3%増)、当期利益1億4100万円(57.7%減)の見通し。

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