北雄ラッキー/価格競争の粗利益率低下で当期損失4800万円
2009年07月04日 / 決算
北雄ラッキーが7月3日に発表した2010年2月期第1四半期の業績は、売上高は112億1400万円(前年同期比1.3%増)、営業利益は計上せず(前期は7300万円の営業利益)、経常損失3500万円(3800万円の経常利益)、当期損失4800万円(1000万円の当期利益)だった。
低価格の打出し、ポイントサービスの強化を図り売上高確保を目指し、企業全体では売上高と来客数は前期と比較し幾分増加したが、既存店は1点当たりの単価や買上点数の落込みが影響し若干減少した。
荒利益率は競合各社との価格競争激化で、主に野菜部門、鶏卵、加工食品部門などが下落したこと、衣料品部門で値下げロスが発生したことなどで、全般的には0.7%下落した。
販売費・一般管理費は、水道光熱費や地代家賃などの削減に努めたが、競合店対策強化などにより販売費が大幅に増加し、全体的には1%の増加となった。
出店・閉店はなく、4月に北24条店と千歳錦町店を改装。また5月に、連結子会社のエル食品で、従来からの事業内容のうち、経営効率化を図る目的で食品事業部を廃止しメディア事業部のみとした。5月末現在の店舗数は31店舗で、6月19日に千歳市長都に衣料品単独店を出店した。
通期は売上高456億2600万円(1.1%増)、営業利益4億3100万円(10.1%増)、経常利益3億1800万円(18.3%増)、当期利益1億4100万円(57.7%減)を見込んでいる。
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