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和弘食品/値上げで増収確保も当期損失2300万円

2008年11月12日 / 決算

和弘食品が11月11日に発表した2009年3月期第2四半期決算によると、売上高は38億9300万円(前期比2.0%増)、営業利益3100万円(61.8%減)、経常利益2400万円(68.1%減)、当期損失2300万円(前期は4600万円の当期利益)と大幅減益となった。

第2四半期は、原材料や燃料などの各種コスト高騰分を価格に順次転嫁したが、かえって消費者離れを招き厳しい事業環境が続いた。このため、急激に上昇するコストを吸収すべく、大手自動車会社系のコンサルタントを導入するな原価低減活動を推進。並行して値上げも行ってきたが、利益率が急激に低下した。

通期は事業環境が不透明だが、現状で業績予測は修正していない。通期売上高は55億5000万円(2.4%増)、営業利益1億5500万円(24.8%減)、経常利益1億5000万円(26.3%減)、当期利益5900万円(50.8%減)と減収減益を見込む。

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