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壱番屋/2009年5月期第2四半期、メニュー値上げで売上高4.2%増

2009年01月07日 / 決算

壱番屋が1月7日に発表した2009年5月期第2四半期決算によると、売上高は196億800万円(前年同期比4.2%増)、営業利益18億5800万円(増減なし)、経常利益19億3200万円(0.2%増)、当期利益7億5200万円(14.5%増)となった。

同期は、宅配導入のノウハウを指導する専門部隊を6月に立ち上げ、フランチャイズ店を中心に宅配支援を行ったほか、店内価格より100円高い宅配価格の導入を9月から本格化。宅配導入店舗の491店舗で価格導入を実施した。宅配取り扱い店舗数は、同期累計期間中に29店舗増加し608店舗(国内CoCo壱番屋の53.7%)、1店舗当たりの月間宅配売上高は、99万1000円(1.5%増)となり、宅配全体の売上高は35億5200万円(4.3%増)となった。

ニュータイプ店舗への改装は45店舗の改装を実施し、新規出店と合わせ11月末時点で574店舗(国内CoCo壱番屋の50.7%)をニュータイプ店舗とした。店舗売上高は、全店ベースで4.1%増、既存店ベースで0.3%増となったものの、客単価は、ポークカレーの値上げ、宅配価格の100円値上げで5.0%増となり、客数は前期から減少し4.5%減となった。

また、ポークカレー値上げで原材料価格の高騰分を吸収できたものの、20店舗を新規出店したことなどで販売管理費が増加した。

国内の出店状況では、新規出店を32店舗、退店を10店舗実施。22店舗の純増となり、11月末時点での国内店舗数は1164店舗。海外では中国、台湾、韓国に各1店舗、タイ・バンコク市内にも1店舗新規出店し、11月末の海外店舗数は21店舗となった。これらを合計した国内外の総店舗数は1185店舗となった。

通期の業績予測は売上高393億円(1.9%増)、営業利益36億1000万円(6.3%減)、経常利益37億7000万円(5.5%減)、当期利益16億7000万円(2.2%減)と増収減益を見込んでいる。

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