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壱番屋/売上高1.8%増、営業利益6.9%減

2009年03月30日 / 決算

壱番屋が3月30日発表した2009年5月期第3四半期の累計業績によると、売上高は293億5500万円(前年同月比1.8%増)、営業利益27億9500万円(6.9%減)、経常利益29億800万円(6.6%減)、当期利益12億2100万円(3.0%減)となった。

「既存店の売上強化」を最重要課題として、「宅配の取り組み強化」や「ニュータイプ店舗への改装」、「期間限定メニューの投入」などの営業施策を推進した。宅配の取り組みを強化し、店内価格より100円高い宅配価格の導入を段階的に進め、12月からは全宅配導入店舗で実施している。宅配取り扱い店舗数は、36店舗増加して615 店舗(国内CoCo壱番屋の54.2%) となった。宅配全体の売上高は、前年同期比1.8%増の54億2200万円。

ニュータイプ店舗への改装については、60店舗の改装を実施。新規出店と合わせて、2月末時点で、国内CoCo壱番屋の52.1%にあたる591店舗がニュータイプ店舗となった。期間限定メニューについては、夏に「チキンと夏野菜カレー」、秋に「手仕込ささみカツカレー」などを販売。1月からは「グランドマザーカレー」を対象とした、「スプーンプレゼントキャンペーン」を実施した。

新規出店を39店舗、退店を13店舗実施。26店舗の純増となり、2月末時点での国内店舗数は1168店舗となった。海外では、タイに3店舗新規出店するなど東アジア地域で9店舗を出店した。2月末時点での海外店舗数は26店舗となった。

通期の業績予想に修正はなく、売上高393億円、営業利益36億1000万円、経常利益37億7000万円、当期利益16億7000万円を見込む。

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