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壱番屋/5月期の売上高1.3%増、営業利益7.7%減

2009年07月06日 / 決算

壱番屋が7月6日に発表した2009年5月期決算によると、売上高390億5700万円(前年同期比1.3%増)、営業利益35億3700万円(7.7%減)、経常利益36億8700万円(7.5%減)、当期利益16億2800万円(4.6%減)だった。

既存店の売上強化を最重要課題とし、宅配の取組強化、ニュータイプ店舗への改装、期間限定メニューの投入などの営業施策を推進した。宅配の取組強化では。宅配導入のノウハウを指導する支援部隊を立ち上げ、フランチャイズ店を中心に宅配支援を実施。

100円安い宅配価格の導入を段階的に進め、昨年12月からは全宅配店舗へ展開した。46店舗増加し、宅配店舗は625店舗に拡大。宅配の全体売上高は0.3%増の71億7400万円となった。

ニュータイプ店舗へは81店舗が改装を実施ずみで、新規出店とあわせCoCo壱番屋の54.3%、623店舗がニュータイプ店舗となった。期間限定メニューでは、夏・秋・冬にそれぞれ1品目を販売し、スプーンプレゼントキャンペーンも1-3月に実施。3か月の販売期間中に200万食超の販売数となるなど好評を得て、FCも含めた店舗売上高は、全店ベースで0.4%増の685億円となった。

店舗状況では、51店舗を出店する一方34店舗を閉店し、期末店舗数は1176店舗となった。タイでも4店舗を出店するなど海外でも12店舗を出店したため、海外店舗数は29店舗となり、合計店舗数は1205店舗となった。

来期は継続した既存店の売上強化、各店舗の自主性の発揮、ロサンゼルスへの出店などで売上高403億円(3.2%増)、営業利益38億9000万円(9.3%増)、経常利益40億4000万円(9.5%増)、当期利益17億9000万円(9.9%増)を見込んでいる。

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