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ポプラ/第1四半期の売上高6.7%減、営業利益13.4%増

2009年07月06日 / 決算

ポプラが7月6日に発表した2010年2月期第1四半期の業績は、売上高143億8600万円(前年同期比6.7%減)、営業利益7700万円(13.4%増)、経常利益8300万円(2.6%増)、当期利益5700万円(前期は5000万円の当期損失)だった。

商品面では、需要が低価格商品へシフトしていることに対応し、290円と390円の価格帯に設定した「低価格弁当」や105円惣菜の「お手軽惣菜」を開発・販売した。

また、人気アニメとタイアップしたクーポンキャンペーンを実施するなど、販売促進を強化。店舗開発面では、国立病院などの院内店舗や首都高速平和島などのパーキングエリア店舗、富山市役所内や関東管区警察学校内への出店など、特殊立地への出店を中心に店舗網を拡大し、出店数は14店舗、閉店は9店舗となった。期末店舗数は706店舗。

店舗運営面では、前年度下期から取組んでいる接客レベル向上のための研修制度「接客向上プログラム」を継続的に実施し「品質(クオリティ)」・「サービス」・「清潔さ(クリンリネス)」の向上を目指した。これらの取組の結果、新商品の販売が好調に推移するなど、既存店の売上は前年並みで推移したものの、チェーン全店売上高は前年度に実施した大幅な店舗閉鎖の影響で4.7%減の244億4500万円となった。利益面では業務効率の追求やコスト削減の効果などで増益となった。

通期は売上高610億3100万円(1.6%減)、営業利益8億7800万円(16.4%増)、経常利益9億500万円(9.8%増)、当期利益1億7000万円を見込んでいる。

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