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島忠/第1四半期決算、当期利益69%減

2009年01月14日 / 決算

島忠が1月13日に発表した2009年8月期第1四半期決算によると、売上高336億690万円(前年同期比2.9%増)、営業利益31億8900万円(6.5%増)、経常利益28億8800万円(26.3%減)、当期利益15億4300万円(69.8%減)となった。

同期は、2007年9月1日に吸収合併した子会社3社の経営効率化に取り組んだ。9月には会社合併後1年の準備期間を費やした営業系の基幹システムの統合も終了。順調に稼動しているという。売上状況では、広告宣伝の強化や新規出店の効果で増収となったが、既存店の販売実績は前年実績を下回った。

商品別の状況では、ベッド・寝装品、カーテン・インテリア雑貨などが順調に推移。日用雑貨・ペット関連用品も堅調だが、リビングセット、ダイニングセットなどが不調だった。経常利益は為替差損の影響で、当期利益は子会社間の合併による株式消滅差益を前期に計上したためそれぞれ減益となった。

出退店状況では、10月にホームズ新川崎店(横浜市鶴見区)を開店し、11月には、家具単独の久喜店(埼玉県久喜市)と市ノ坪店(川崎市中原区)を閉店した。これにより同年11月末現在の店舗総数は49店となった。

通期の業績予測は売上高1530億円(11.1%増)、営業利益141億円(10.0%増)、経常利益167億円(2.3%増)、当期利益97億円(10.7%減)となる見込み。

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