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米久/チムニー株の売却益で当期利益28億円

2010年04月13日 / 決算

米久が4月13日に発表した2010年2月期決算によると、売上高は1687億1700万円(前年同期比2.3%減)、営業利益43億8700万円(5.6%減)、経常利益45億3900万円(2.1%減)、当期利益28億6300万円(186.1%増)となった。

2010年2月期は、昨年12月のカーライル・グループによるチムニー株の公開買付けにより関係会社株式売却益として43億4500万円を特別利益に計上した。

外食事業では、チムニーが66店舗を出店し売上高を伸ばしたが、価格競争の激化などで後半は厳しい状況で推移し、通期では減益となった。御殿場高原ビールは売上高が減少したものの、販売経費の削減や食材など調達の見直しで増益となった。外食事業の売上高は411億9900万円(1.3%増)、営業利益は31億8600万円(7.5%減)だった。

加工品・食肉事業の売上高は1252億5400万円(3.4%減)、営業利益は11億5100万円(5.0%減)となった。

来期は三菱商事、伊藤ハムとの包括業務提携推進による提携効果の創出を目指し、売上高は1430億円(15.2%減)、営業利益25億円(43.0%減)、経常利益25億3000万円(44.3%減)、当期利益14億円(51.1%減)を見込んでいる。

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