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西松屋チェーン/第2四半期の当期利益36%減

2009年09月24日 / 決算

西松屋チェーンが9月24日発表した2010年2月期第2四半期業績によると、売上高572億8700万円(前年同期比6.4%増)、営業利益36億9500万円(8.9%減)、経常利益38億2400万円(8.4%減)、当期利益21億6800万円(36.8%減)となった。

郊外を中心に26店の新規出店を行い、26店のうち14店については居抜き物件への出店を行い、出店コスト抑制にも取り組んだ。期末の店舗数は677店舗。

商品別の売上高の動向については、衣料部門は競争他社との価格競争が一段と激しくなったことに加え、ゴールデンウィーク期間中で前年との気温の差が大きかったことや梅雨明けの大幅な遅れなどで、ベビー・子供のアウトウェアやパジャマなどで予想以上に苦戦した。

雑貨部門では、大型育児用品は低迷したが、紙おむつ・粉ミルクなどの消耗雑貨は期間を通じて堅調に推移。売上総利益については、金額は売上高の伸び悩みにより3.7%の増にとどまったが、荒利益率については前年同期から0.6%アップと予想を上回る改善が見られた。

直輸入商品の売上高構成比の上昇などにより値入率が改善されたことや、店舗在庫の適正化などが影響した。販売費・一般管理費は、おおむね計画どおりに推移したが、売上高と売上総利益の伸びを上回る7.8%の増加となった。

通期業績予想は、売上高1205億3800万円、営業利益92億9600万円、経常利益95億5600万円、当期利益54億3900万円の見通し。

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