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ゲオ/売上高2426億円、営業利益30%増の133億円

2010年05月14日 / 決算

ゲオが5月14日に発表した2010年3月期決算によると、売上高は2426億1900万円(前期比3.8%減)、営業利益133億3200万円(30.4%増)、経常利益138億9100万円(42.5%増)、当期利益67億7100万円(4倍)となった。

ゲオショップ展開のメディア事業は、店舗数が978店舗(30店舗増)となったが、需要の悪化した新品CD・DVD・書籍などの処分セールを実施したことなどで、事業売上高は、前年実績を下回った。

コスト面ではレンタルDVDの償却負担が前年度から減少し、利益率の高い商材の導入による売り場効率の見直し、運営コストの見直しなどで、営業利益は前年を上回った。売上高は2051億8400万円(4.0%減)、営業利益は148億8800万円(30.7%増)、既存店売上高は5.1%減だった。

総合リサイクルショップ「セカンドストリート」、中古衣料専門店「ジャンブルストア」などのリユース事業は、店舗数が268店舗(32店舗増)となったが、客単価の下落で出店コストなど販管費の増加を吸収できなかった。売上高は191億9500万円(35.3%増)と前年を上回ったが、営業利益は400万円(99.0%減)と前年を下回った。

来期は売上高2520億円(3.9%増)、営業利益135億円(1.3%増)、経常利益132億円(5.0%減)、当期利益70億円(3.4%増)を見込んでいる。

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