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くら寿司/第2四半期は当期利益2倍に

2010年05月31日 / 決算

くらコーポレーションが5月31日に発表した2010年10月期第2四半期業績(非連結)によると、売上高343億4500万円(前年同期比14.9%増)、営業利益25億9800万円(78.7%増)、経常利益27億4000万円(73.2%増)、当期利益15億6300万円(111.0%増)となった。

商品開発面では、一部店舗で導入していた「天ぷら」を「100円天ぷら」としてリニューアルのうえ提供。店舗で直火で炙って提供する「あぶり寿司」も導入店舗を大幅に拡大した。関西店舗で定番のサイドメニューとして好評のうどん(自家製ダシ)は、関東店舗においても順次取扱を開始するなど、メニューの見直しを実施した。PB商品の通販サイトを立ち上げた。

販売促進面では、2009年11月からことし3月にかけて、大人気のテレビアニメ「ワンピース」と「プリキュア」とのタイアップキャンペーンを計5回実施した。主人公が店舗にて楽しそうに食事をしている姿を、作者が特別に描き下ろすなど、希少なグッズの数々をプレゼントする企画で、予想を上回る反響だった。

店舗開発につきましては、九州地区の出店を加速させ、北九州市にも開店、合計8店舗となった。商圏人口、アクセス、近隣状況等出店候補地を厳選しながら、第2四半期累計期間に西日本で6店舗、東日本で1店舗の計7店舗を新規出店した結果、期末の店舗数は、すべて直営店で252店舗(「無添蔵」4店を含む)になった。

通期の業績は、売上高712億3800万円、営業利益51億200万円、経常利益53億6300万円、当期利益29億7900万円の見通し。

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