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松屋/百貨店事業上向きで3億8100万円の最終黒字

2010年07月12日 / 決算

松屋が7月12日に発表した2011年2月期第1四半期業績によると、売上高193億7700万円(前年同期比2.3%減)、営業利益2億9500万円(3億3400万円の営業損失)、経常利益2億9200万円(3億5900万円の経常損失)、当期利益3億8100万円(7億9000万円の当期損失)となった。

銀座店は、スペシャリティストアの実現を目指し、2階インターナショナル雑貨ゾーンの拡大第2期工区の着手を行ったほか、ミドル層のミセスをターゲットとした「エレガンスサロン」を6階にオープン。美術・リビング部門を7階に集約し、全館の回遊性の向上と買廻り性の強化に継続して取り組んだ。

銀座店の集客の成功と衣料品・身廻品の復調の結果、百貨店業では、入店客数・客単価ともに前年を上回って推移し、営業面積を縮小した浅草店の実績を含めてもほぼ前年並みの売上実績を確保した。銀座店単店舗では、2月より4か月連続で前年実績を上回った。

百貨店事業の売上高は163億2400万円(2.0%減)で、営業利益は2億8500万円と前年同期比で6億300万円の増益となった。

通期の業績は、売上高732億円、営業利益8億円、経常利益6億円、当期利益4億円の見通し。

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