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ココカラファイン/第1四半期の営業利益29%減、当期利益61%減

2010年08月01日 / 決算

ココカラファインホールディングスが7月30日に発表した2011年3月期の第1四半期の業績は、売上高477億9500万円(前年同期比0.4%増)、営業利益7億8900万円(29.6%減)、経常利益17億1400万円(16.3%減)、当期利益4億7300万円(61.2%減)と減益となった。

ドラッグ・調剤事業では、昨年業務提携を行ったサークルKサンクスとともに、ドラッグストアとコンビニエンスストアを融合した競争力ある新業態開発のスタートとなる、コラボ店舗第1号店「サンクス」「セイジョー薬局」多摩センター落合店を出店した。

調剤部門は、最新鋭の調剤システムとクリーンルーム(無菌調剤室)を完備し、高度な終末期医療への対応も可能な次世代型調剤薬局のプロトタイプとして、「セガミ薬局阪神尼崎店」を始動した。

シスメックス(株)との協働による健康支援システムの関東地域への拡大と、消費電力・CO2排出量削減を目的とした環境配慮型店舗の出店を行った。

業績は、前期における新型インフルエンザ関連特需の反動が大きく、既存店売上高増収率は、3.4%減(前年同期は2.8%増)となり、出店による増収効果も含め、売上高は増収となったが、営業利益は減少した。

出退店は、新規に8店舗を出店、6店舗の退店を行い、グループ店舗数は、663店舗となった。

通期は売上高2051億4000万円、営業利益37億7000万円、経常利益74億7000万円、当期利益31億円を見込んでいる。

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