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オーシャンシステム/第1四半期の営業利益は44.4%増

2010年08月10日 / 決算

オーシャンシステムが8月10日に発表した2011年3月期第1四半期業績によると、売上高は94億400万円(前年同期比3.6%増)、営業利益2億3000万円(44.4%増)、経常利益2億4700万円(36.0%増)、6900万円(27.3%減)となった。

第1四半期から新たに適用となった資産除去債務会計の影響により、当期利益は減少した。

小売事業の「チャレンジャー」部門については、新規出店はせず、既存店舗の整備に力を入れており、生鮮食品と酒類の品ぞろえ見直しと、惣菜商品の商品力アップに取り組んだ。店舗人員の適正化も進め、人件費等のコスト抑制を実施するなど、収益基盤の構築に努めた。

「業務スーパー」部門については、4月に「業務スーパー南吉成店」(仙台市青葉区)、6月に「業務スーパー新発田新栄町店」(新潟・新発田市)をオープンし、営業エリアの拡大を推し進めるとともに、商品アイテム数の見直しを実施した。

小売事業の売上高は64億900万円(5.5%増)、セグメント利益は1億3800万円(239.0%増)となった。

宅配事業は、正社員だけで構成していた営業員に、外部委託販売員(ヨシケイパートナーレディ)制度の導入を開始し、営業コースの見直しや人件費コストの抑制による収益構造の改善を図った。営業面では食材セット数が計画を下回ったが、新商品の提案などで単品販売の増加により、売上高はおおむね横ばいとなった。

宅配事業の売上高は12億8300万円(0.3%減)、セグメント利益は9200万円(1.0%増)となった。

通期の業績は売上高376億5000万円、営業利益6億5800万円、経常利益6億6300万円、当期利益は2億9000万円の見通し。

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