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ドン・キホーテ/6月期の営業利益22.7%増の210億円

2010年08月18日 / 決算

ドン・キホーテが8月18日に発表した2010年6月期決算によると、売上高は4875億7100万円(前年同期比1.4%増)、営業利益210億6700万円(22.7%増)、経常利益211億900万円(32.0%増)、当期利益102億3800万円(19.7%増)となった。

ディスカウントストア事業の売上高は4161億8300万円(11.4%増)、営業利益は165億4300万円となった。

当景気動向を反映して消費マインドや地域特性を重視した柔軟な品揃えと価格施策を講じた「食品」及び「日用雑貨品」が牽引したことが主な要因。連結子会社の長崎屋をファミリー向け総合ディスカウントストア事業に業態転換を進めたことによる売上高の増加を反映している。

総合スーパー事業の売上高は540億500万円(39.1%減)、営業損失は2億5600万円となった。長崎屋からディスカウントストア事業業態への転換を進めたことと店舗の閉鎖を実施したことが主な要因となっている。

プライベートブランド「情熱価格」の販売を拡大。関東地方にドン・キホーテ中目黒本店、蒲田駅前店、新津田沼駅前店、船橋南口店、西川口駅前店、小山駅前店の6店舗を出店、九州地方に佐賀店、宮崎店の2店舗を開店した。

一方、ドン・キホーテ藤沢店、ビッグワン北店、長崎屋新津店、同瓢箪山店、同加古川店、同八千代台店の6店舗を閉鎖した。なお、ドン・キホーテ大宮大和田店は、6月にタウン・ドイトに業態転換した。

次期の業績は、売上高5100億円(4.6%増)、営業利益230億円(9.2%増)、経常利益220億円(4.2%増)、当期利益116億円(13.3%増)の見通し。 

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