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チヨダ/3-8月の売上6.5%減、営業利益21.7%減

2010年10月08日 / 決算

チヨダが10月8日に発表した2011年2月期第2四半期決算によると、売上高は795億6400万円(前期比6.5%減)、営業利益17億8500万円(21.7%減)、経常利益20億4000万円(20.5%減)、当期利益2億2000万円(42.4%減)となった。

靴部門の売上高は590億8300万円(3.2%減)となった。紳士靴の「ハイドロテック」シリーズ2割引の新聞広告が成功し、期中を通じ中級価格PB「ハイドロテックブラックコレクション」は好調に推移した。

スニーカー部門は、ナイキ、アディダスに代表されるグローバルブランド品の競争激化により、単価と販売数量が減少し二桁減となった。猛暑の影響を受けビーチサンダルをはじめとしてヘップ・サンダル類は好調であった。

PBとNPBなどのシェアは6ポイント増の約28%と飛躍的に増加した。シュープラザ、東京靴流通センターを中心として出店36店、退店35店を実施し、期末店舗数は1193店(2店増)となった。

衣料品部門の売上高は204億8000万円(14.7%減)となった。全般的にキッズ商品が比較的堅調に推移した一方で、主力となるメンズとレディースのジーンズやカットソーが不振となった。

粗利益率は維持したものの、大幅な売上の減収が影響し粗利益高は大きく下落した。新規出店の抑制、不採算店舗の閉店に加えコスト全般の戦略的なコントロールに注力したが、売上総利益高の減少を補えず営業損失となった。

10店を出店し、19店を退店したため、期末店舗数は533店(30店減)となった。

通期は売上高1583億7200万円(4.9%減)、営業利益31億7400万円(7.0%減)、経常利益37億3800万円(7.4%減)、当期利益4億5300万円の見通し。

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