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近鉄百貨店/3-8月の売上高5.0%減も黒字化

2010年10月13日 / 決算

近鉄百貨店が10月12日に発表した2011年2月期第2四半期決算によると、売上高は1437億2700万円(前期比5.0%減)、営業利益8億9800万円(前期は13億8300万円の営業損失)、経常利益7億200万円(16億900万円の経常損失)、当期利益3億400万円(28億2100万円の当期損失)となった。

百貨店業の売上高は1340億7400万円(5.4%減)、営業利益は5億4900万円(前期に対し18億7300万円の改善)となった。

開店50周年を迎えた和歌山店では、婦人服、婦人洋品のショップを導入する売場改装を実施した。自主開発紳士服ショップ「THE SUITS+PLUS(ザ・スーツ プラス)」を本年3月に5店舗に拡大して展開したほか、自主編集売場の展開強化や価格政策商品の充実に努めた。

卸・小売業の売上高は39億4600万円(8.7%増)、営業損失300万円となったが、前年同期比で3300万円改善した。ビッグウィルは昨年秋の書店2店舗の新規出店の効果により、シュテルン箕面は主力の輸入新車の販売台数回復より、それぞれ増収となった。

その他の事業の売上高は57億600万円(3.5%減)となったが、諸経費の削減を進めた結果、営業利益は2億1300万円(前期に対して3億1000万円の改善)となった。近創の大口内装工事の受注が減少した。

通期は売上高2940億円(4.8%減)、営業利益28億円、経常利益19億円、当期利益11億円の見通し。

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