流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





菱食/1-9月、販管費削減で43.3%の営業増益

2010年11月01日 / 決算

菱食が11月1日に発表した2011年3月期の第3四半期の業績は、売上高1兆484億6800万円(前年同月比1.3%増)、営業利益71億3900万円(43.3%増)、経常利益78億5800万円(42.2%増)、当期利益53億8300万円(149.5%増)となった。
品種別売上高は、缶詰類165億1200万円、調味料類1405億1900万円、麺・乾物類992億8900万円、嗜好品・飲料品1617億8400万円、菓子類369億2900万円、冷凍・チルド類2861億5300万円、酒類2493億5700万円、その他579億2200万円だった。
業態別売上高は、卸売825億6900万円、GMS1241億4100万円、SM4809億4300万円、CVS1741億1400万円、ドラッグストア408億6500万円、ユーザー408億1200万円、その他直販887億6700万円、メーカー・他162億5300万円となった。
猛暑の影響により飲料などの売上が伸長するなど回復の兆しが見られたものの、依然として生活防衛意識は根強く、商品の低価格化が継続する厳しい経営環境だった。
物流機能を核とした「集物型流通」とともに、近年注力してきたライフスタイルマーケティングを機軸とし、マーケティング機能の充実や外食事業データの蓄積、食品廃棄物の低減などの新たな取組みにより、「創造型流通」の構築を目指した。
物流費を中心としたコスト構造改革によるローコスト化を推進することで、業績の向上に努めた。
通期は売上高1兆9000億円(37.2%増)、営業利益130億円(25.2%増)、経常利益140億円(26.7%増)、当期利益75億円(58.2%増)の見通し。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧