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丸井/4-9月は客数増加で営業利益3.3倍

2010年11月14日 / 決算

丸井グループが11月12日に発表した2011年3月期第2四半期決算によると、売上高は1976億2700万円(前年同期比2.2%減)、営業利益52億1600万円(236.8%増)、経常利益47億9600万円(190.5%増)、当期利益19億6300万円(258.3%増)となった。
小売事業の売上高は1593億4900万円、営業利益3億7300万円、カード事業の売上高は257億6300万円、営業利益53億円、小売関連サービス事業の売上高は256億2400万円、営業利益6億7000万円だった。
部門別売上高は、婦人用品472億3600万円(5.3%減)、紳士・スポーツ用品311億4500万円(0.9%減)、服飾雑貨437億1300万円(1.1%減)、家庭用品102億8000万円(6.2%減)、食品・レストラン245億1600万円(2.4%減)、小売事業計1568億9100万円(2.9%減)。
消費者ローン利息収入151億4100万円(7.1%減)、割賦手数料52億7300万円(13.8%増)、その他35億100万円(30.3%増)、カード事業計239億1500万円(1.2%増)。
小売事業荒利益率は28.1%(0.4ポイント減)、売上総利益率36.0%(0.2%ポイント減)で、販売管理費は659億4800万円(8.0%減)となった。
店舗売上高は全店2.9%減、既存店2.1%減。入店客数は全店3.5%増、既存店3.7%増、買上客数は全店8.0%増、既存店8.1%増、客単価は全店10.7%減、既存店9.2%減。
30歳以上の買上客数が高伸長するなど、客層の幅を広げることで、既存店の買上客数は14か月連続で増加した。
計画的に実施した店舗のスクラップ&ビルドや既存店改装の見直しなどにより、設備費や減価償却費の低減を図った。
カタログからWEB中心のビジネスへの移行をすすめている通信販売では、最大のコストであるカタログ経費の見直しにより、収益構造の改善に取り組んだ。
通期は、売上高4100億円(2.2%減)、営業利益130億円(24.5%増)、経常利益120億円(20.9%増)、当期利益60億円(17.5%増)の見通し。

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