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イオン/9月のグループ総売上高は2.1%増

2008年10月30日 / 月次

イオンは10月30日、9月のグループ営業状況を発表した。それによると、9月のグループ総売上高は4077億円(前期比2.1%増)と8月実績の3.8%増より伸び率が低下した。

9月の主な動きでは、8月21日に小売事業部門をイオンリテールに譲渡。純粋持株会社へ移行した。また28日には、連結子会社のニューステップとツルヤ靴店が2009年2月21日付の合併に合意。9月19日には、吉野家と2011年度内の「WAON」の導入で基本合意した。

8月の営業概況は プライベートブランド「トップバリュ」商品が引き続き好調。しかしスーパーマーケット事業は伸び悩み、総合スーパー事業・専門店事業は低調に推移した。

売上で全店・既存店ともに前年比を上回ったのはマックスバリュ西日本(全店10.2%増、既存店2.0%増)、ミニストップ(全店7.8%増、既存店4.6%増)のみで、他は既存店実績がすべて前年割れとなっている。

全店実績で前年実績超を記録したのはマックスバリュ北海道(全店31.4%増、既存店2.1%減)、マックスバリュ東北(全店1.3%増、既存店5.5%減)、イオン九州(全店3.2%増、既存店2.4%減)、マックスバリュ東海(全店7.1%増、既存店1.4%減)とコックス(全店0.5%増、既存店9.9%減)。

イオン北海道(全店12.2%減、既存店11.8%減)、マイカル(全店1.3%減、既存店0.9%減)、ブルーグラス(全店7.1%減、既存店8.6%減)、イオンファンタジー(全店5.1%減、既存店10.3%減)は全店、既存店ともに前年実績を下回った。

出退店状況では、同月は総合スーパー1店が閉店。スーパーマーケット、スーパーセンターは開店・閉店はなかった。累計店舗数は総合スーパー600店舗、スーパーマーケット1224店舗、スーパーセンター30店舗となった。

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