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イオン/10月の連結実績は売上高1.7%増

2008年11月28日 / 月次

イオンが11月28日に発表した10月の連結営業状況によると、連結売上高は4239億円、前年同月比1.7%増となった。

全店・既存店ともに前年比で売上高が増加したのはマックスバリュ西日本(全店11.4%増、既存店2.1%増)、ミニストップ(全店10.6%増、既存店6.7%増)の2業態だけだった。

全店実績で前年実績超を記録したのはイオン九州(全店2.0%増、既存店増減なし)、マックスバリュ北海道(全店29.6%増、既存店3.5%減)、マックスバリュ東北(全店4.1%増、既存店3.3%減)、マックスバリュ東海(全店5.9%増、既存店2.1%減)、マックスバリュ中部(全店19.1%増、既存店2.2%減)の5業態。

他は全店・既存店実績とも前年実績割れとなっている。イオンリテールは全店3.0%減、既存店4.4%減。イオン北海道は全店9.7%減、既存店9.5%減、マイカルは全店5.6%減、既存店5.9%減で推移。不振が続くブルーグラスは全店8.3%減、既存店10.2%減、コックスは全店2.3%減、既存店13.9%減。イオンファンタジーは全店5.5%減、既存店11.6%減と大きく落ち込んだ。

出退店状況では、総合スーパーが2店舗、スーパーマーケット7店舗が開店。閉店は総合スーパー1店舗、スーパーマーケット6店舗。累計店舗数は総合スーパー601店舗、スーパーマーケット1225店舗、スーパーセンター30店舗となった。

10月は埼玉県越谷市に大型商業施設「イオンレイクタウン」を開店したほか、グループ2000店で1000品目の価格を店頭価格から10-30%値下げする「がんばろう日本!とことん価格」セールを開始した。

品目別動向では、加工食品などが堅調に推移したものの、気温高で秋・冬物野の動きが鈍く、総合スーパー事業や専門店事業は低調に推移した。プライベートブランドの「トップバリュ」は、売上高42%増と好調。中国・アジア事業、ディベロッパー事業は引き続き堅調だった。

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