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そごう・西武/2月期は売上高1.5%減、営業利益31.6%増

2011年04月07日 / 決算

セブン&アイホールディングスが4月7日に発表した2011年2月期決算補足資料によると、そごう・西武の売上高にあたる営業収益は8467億9600万円(前年同月比1.5%減)、営業利益73億8500万円(31.6%増)となった。
西武有楽町店を閉店し、国内店舗数は27店舗。商品粗利率は25.7%(0.4ポイント減)となった。
主要店舗売上高は、池袋本店1672億6800万円(4.2%増)、横浜店1017億1000万円(0.1%減)、千葉店779億6700万円(1.6%増)、神戸店501億5800万円(1.2%増)、広島店419億7300万円(2.6%減)、渋谷店423億2500万円(2.9%減)、大宮店329億2800万円(0.4%減)。
商品別売上高は、衣料3844億1900万円(4.3%減)、雑貨806億7900万円(1.1%減)、食品1700億9800万円(2.8%増)、商品計6351億9800万円(2.1%減)。
テナントは1592億4300万円(2.3%増)、法人外商部402億8100万円(5.2%減)となった。
基幹店舗を中心とした店舗改装による売場の活性化と営業力の強化を図るとともに、カード会員向けの販売促進を積極的に実施した。
最大の基幹店舗である西武池袋本店は2007年から3年に亘って進めてきた改装を完了し、2010年9月にグランドオープンした。郊外型の店舗は、有力専門店を活用したショッピングセンター型の運営を導入するなど、百貨店の枠組みを越えた複合商業施設への転換による店舗の競争力向上を推進した。
残暑の影響などから衣料品の売上は弱含みだったものの、西武池袋本店の改装効果もあり、既存店売上高伸び率は前年並みまで回復した。
2010年12月に「西武有楽町店」を閉鎖したことに加え、2012年1月に「そごう八王子店」を閉鎖することを決定した。
来期は売上高8137億円(3.9%減)、営業利益62億円(16.1%減)の見通し。

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