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パルコ/2月期は売上高1.9%減、営業利益0.5%減

2012年04月04日 / 決算

パルコが4月4日に発表した2012年2月期決算は、売上高2597億8900万円(前年同期比1.9%減)、営業利益91億6800万円(0.5%減)、経常利益89億6600万円(2.5%増)、当期利益43億1900万円(1.8%減)となった。

ショッピングセンター事業の売上高は2358億4100万円(3.3%減)、営業利益は81億5800万円(4.8%減)となった。

2011年3月は震災や計画停電により仙台パルコや関東圏10店舗の営業体制に影響が出たことで売上高が減少したが、4月以降は全店で積極的に営業企画や販売促進企画を展開し、改装を進めたことで、売上高は回復基調に転じた。

特に、震災後いち早く営業を再開し開業以来の大改装を行った仙台パルコと、前年度からの大型改装を推進した浦和パルコは、売上高が大きく伸長した。

販売促進企画では、コミュニティ型店舗で、地元プロスポーツとのタイアップ企画や親子参加イベント等の地域密着型、顧客参加型の企画を継続的に実施した。

都心型店舗では、強みである新しいカルチャーやアートを切り口にしたエンタテインメント企画の取り組みを強化し、「チャン・グンソクの部屋&期間限定オフィシャルショップ」、「岡本太郎生誕100年企画展顔は宇宙だ。」等の大型集客企画の巡回展を行い、店舗への集客と売上に貢献した。

来期は売上高2740億円(5.5%増)、営業利益107億円(16.7%増)、経常利益103億円(14.9%増)、当期利益52億円(20.4%増)の見通し。

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