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ポプラ/2月期は直営店増加で増収減益

2011年04月11日 / 決算

ポプラが4月11日に発表した2011年2月期決算によると、売上高576億7100万円(前年同期比0.8%増)、営業利益3億3000万円(19.4%減)、経常利益3億6400万円(17.7%減)、当期損失5億5100万円(前期は1億1600万円の当期利益)。チェーン売上高は、907億2500万円(4.5%減)となった。
チェーン全店の商品別売上高は、ファストフード(FF)181億8398万円、加工食品269億2288万円、生鮮食品97億4957万円、非食品342億2399万円、サービス16億4538万円だった。
フランチャイズ加盟店舗に対する卸売上高は、店舗数の減少や消費の低迷などの影響により、135億9300万円(12.2%減)となった。 小売売上高は、直営店舗数の増加などの影響で、376億4900万円(8.0%増)となった。
7月から8月の記録的な猛暑やたばこの大幅値上に伴う9月の駆け込み需要による売上伸長はあったものの、3月から5月の天候不順の影響や10月以降のたばこの値上げの影響による禁煙者の増加やまとめ買いの反動で来店客数が大きく減少するなど、全体的には低調に推移した。 
チキンナゲット「ポプナゲ」を新規導入し、カウンターFF商材の充実を図った。パン・ドーナツブランド「ベーカリーストリート」やデザートブランド「プチ・パティシエ」を立ち上げ、PB商品を強化した。
オリジナルハンバーガーブランド「Pバーガー」のアイテム強化にも取り組んだ。米飯関連では、おむすびブランド「おむすび日和」の全面リニューアルに続き、HOT弁当のブランド力を高めるため、パッケージデザインの統一や呼称を「ポプ弁」にするなど、全面的な見直しをした。
新規出店32店、閉店37店、期末店舗数は700店舗となった。
来期は、売上高575億6900万円(0.2%減)、営業利益4億9900万円(51.2%増)、経常利益5億1700万円(41.9%増)、当期損失9億3200万円(-)の見通し。

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