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ユナイテッドアローズ/4月~6月は商品消化率向上で営業利益39%増

2011年08月04日 / 決算

ユナイテッドアローズが8月4日に発表した2012年3月期第1四半期決算によると、売上高234億4800万円(前年同期比14.5%増)、営業利益30億300万円(39.8%増)、経常利益30億1700万円(40.0%増)、当期利益16億2600万円(前期は1億200万円の当期利益)となった。
競争力を生み出す基本的な業務である商品、販売、宣伝部門の連携サイクルの徹底強化と精度向上を図ることで収益向上につなげた。
商品部門では、販売部門から収集したお客の声を活用し、品ぞろえの精度向上につなげる取り組みを強化した。
販売部門では、店舗マネジメント力を向上させ販売力を強化したほか、陳列装飾の精度向上に取り組んだ。
宣伝部門では、店頭の商品展開と連動した上で、各種制作物、ホームページ、ソーシャルメディアやマスメディアを戦略的に使い分け、入店客数の向上につなげた。
部署間の連携強化と日々の業務改善により生産性の向上に注力するほか、収益に応じたコストコントロールをきめ細かに行なうことにより、収益性を高めた。
商品の消化施策の計画精度を高め、消化率を週次で適正管理することで、たな卸資産の効率改善につなげた。
通期は、売上高955億4700万円~964億9300万円(5.5%~6.5%増)、営業利益77億2400万円~81億2400万円(4.6%~10.0%増)、経常利益76億7800万円~80億7800万円(6.0%~11.6%増)、当期利益41億9500万円~44億2300万円(16.6%~23.0%増)の見通し。

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