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やまや/4月~6月は営業利益40%増

2011年08月10日 / 決算

やまやが8月10日に発表した2012年3月期第1四半期決算によると、売上高269億600万円(前年同期比0.1%増)、営業利益9億6100万円(40.3%増)、経常利益10億3000万円(49.5%増)、当期利益6億3100万円(118.0%増)となった。
東日本大震災からの早期復旧と、会社設立41周年目の再創業、やまやルネッサンスを合言葉に、各種施策に取り組んだ。
既存店の活性化を図るため、輸入商品、地域商品の両面でお品揃えの強化に努め、家庭需要、家飲みの新しい客数の増加を図った。
門戸厄神店(西宮市)、六甲道店(神戸市)、南津守店(大阪市)、小牛田店(宮城県美里町)、東鶴ヶ谷店(仙台市)の期中5店舗の改装を実施した。
酒ディスカウントの楽市門戸厄神店、食品ディスカウントのスピード南津守店を、酒類を中心とした嗜好品の専門店として、業態転換を図る改装を行い、店名を「やまや」に変更し、順調に売上高を伸ばした。
期中の新店は、泉野村店、市名坂店(仙台市)、鶴田店(宇都宮市)、高津店(土浦市)の4店を開店した。
東日本大震災による津波の被害で、鹿妻店(石巻市)、塩釜貞山店(塩釜市)の2店、同震災の地震の被害で、富久山店(郡山市)の計3店舗をやむなく閉鎖した。
甚大な被害を15店舗で受けたが、その他の店舗では、通常営業を再開し、震災復旧をほぼ完了した。グループの総店舗数は263店になった。
通期は、売上高1160億円(5.2%増)、営業利益28億7000万円(4.2%増)、経常利益30億円(5.1%増)、当期利益14億円(73.1%増)の見通し。

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