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イオン北海道/3~11月は売上高0.2%増、営業利益2.1倍

2012年01月06日 / 決算

イオン北海道が1月6日に発表した2012年2月期第3四半期決算によると、売上高1101億4400万円(前年同期比0.2%増)、営業利益50億3900万円(114.0%増)、経常利益45億6800万円(130.4%増)、当期利益17億3800万円(53.5%増)となった。
「収益力の向上」では、店舗活性化を継続的に行った。年間を通じて取り組んでいるパンドラハウス(手芸用品)売場の新設、拡大を実施するとともに、ホビー・子供・ベビー売場の品揃え強化、陳列什器嵩上げによる実質的な品揃え拡大も積極的に行い冬物商戦に貢献した。
パンドラハウスでは、荒利益率は2ポイント以上、売上は50%増近くにまで伸長しており、住居余暇ライン全体の荒利率2.9ポイントの改善に貢献した。
商品面では、プライベートブランド「トップバリュ」の販売体制を継続強化した。「エコ暖」を今年の冬のテーマに、「ヒートファクト」や「室内で着るダウンコート」「着る毛布」など省エネにつながる商品を中心に販売を強化した。
成長戦略の構築では、ネットスーパー(宅配サービス)で、配達エリアの拡大に取り組むとともに各種利便性の向上に努めた。
11月には、イオン帯広店、イオン北見店、イオン釧路昭和店でネットスーパーを開始して12店舗体制とし、北海道エリア(渡島・檜山地区及び離島を除く)のほぼ全域に配達エリアを拡大した。
通期は、売上高1505億円(0.2%増)、営業利益70億円(46.4%増)、経常利益62億円(46.4%増)、当期利益22億円(23.1%増)の見通し。

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