ローソン 決算/3~5月増収増益、全店売上高・営業収益・事業利益が過去最高に

2025年07月11日 15:57 / 決算

ローソンが7月11日発表した2026年2月期第1四半期の決算によると、チェーン全店売上高は7344億円(前年同期比5.0%増)、営業収益は2973億円(6.4%増)、営業利益に相当する事業利益は272億円(4.2%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は164億円(2.8%減)となっている。

ローソンのロゴマーク

チェーン全店売上高、営業収益、事業利益はいずれも過去最高となった。

親会社の所有者に帰属する四半期利益は、前年発生した投資有価証券評価益の反動減や、金利上昇による支払利息の増加などによって減益となった。

国内コンビニエンスストア事業は、既存店売上高は4.3%増、客数は1.1%増、客単価は3.2%増で、既存店売上高・客数・客単価すべてで前年を上回った。国内の総店舗数は1万4658店(2025年5月末時点)で、第1四半期累計期間(3~5月)で36店減った。

次世代発注システム「AI.CO(アイコ=AI Customized Order)」による品ぞろえ・発注数・値引きの推奨や、「ハピろー」「Ponta パス」会員限定施策、アプリクーポン施策などのマーケティング施策が奏功。

全店平均日販は5年連続で増加し、今期は前年より2万5000円増の58万4000円で過去最高となった。

商品面では、おにぎりのほか、店内コーヒー「MACHI cafe」やベーカリーの販売が好調。

エンタテインメント関連事業、金融関連事業、海外事業、成城石井事業については、いずれも事業利益が前年を上回った。

エンタテインメント関連事業では、チケット販売と物販が好調。金融関連事業は、ATM取扱手数料収入が増加。成城石井事業は、惣菜と菓子の販売が好調で駅ナカ店舗を中心に売上が伸長した。海外事業は、中国のFC加盟店の店舗数増加に伴い、売上高が増加した。

なお、中国の店舗数は6760店で、第1四半期で140店増えた。

イオンモール 決算/3~5月増収増益、営業収益・各利益ともに過去最高を更新

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