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カスミ/3~11月は売上高0.6%増、営業利益27.9%増

2012年01月06日 / 決算

カスミが1月6日に発表した2012年2月期第3四半期決算によると、売上高1642億4600万円(前年同期比0.6%増)、営業利益62億3400万円(27.9%増)、経常利益61億8900万円(20.2%増)、当期利益10億7200万円(47.1%減)となった。
営業面では、商品供給の安定化に伴い好評の「曜日市」を再開するとともに、店内販促企画や品揃えの見直しを行い、選び易く買い易い売り場作りに努めた。
「トップバリュレディーミール」等のレトルト惣菜や半調理品など簡便性ニーズに対応した商品の品揃えを新店より順次実施した。
災害復旧・復興に向けた取り組みでは、行政への救援・支援物資の提供、義援金の寄贈、災害復興支援募金活動等を行った。
震災で甚大な被害を受けた岩手県陸前高田市に古くから伝わる七夕まつりの復活を支援する復興支援カレンダー「明日暦」を製作し11月より募金活動をした。
馬渡店(茨城県ひたちなか市)、万博記念公園駅前店(茨城県つくば市)、フードスクエアあすみが丘店(千葉県千葉市)の3店舗を開店した。
既存店の活性化では、FOODOFFストッカー白岡原ケ井戸店を増床改装するとともに、元吉田店、土浦田中店を「FOODOFFストッカー」に業態転換した。
震災の影響によりFOODOFFストッカー芳賀店と勝田駅前店を閉鎖し、総店舗数は140店となった。
通期は売上高2192億円(0.3%増)、営業利益77億円(13.3%増)、経常利益78億円(5.6%増)、当期利益14億円(56.5%減)の見通し。

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