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カッパ・クリエイト/3~11月は売上高0.8%増、営業利益22.6%減

2012年01月10日 / 決算

カッパ・クリエイトが1月6日に発表した2012年2月期第3四半期決算によると、売上高699億900万円(0.8%増)、営業利益30億6700万円(22.6%減)、経常利益29億600万円(24.5%減)、当期利益16億3400万円(15.4%減)となった。
主力業態である「かっぱ寿司」の被災店舗における雇用の確保と営業の立て直し、既存店の活性化を最優先に取り組んだ。
昨年実施した低価格キャンペーンについては、一旦見直しを行うとともに、「安全で安心」な主力商品のブラッシュアップを継続して実施した。
新米については放射性物質に対する安全性を確認するために、国が定めた調査や行政が実施した検査で合格(暫定規制値500Bq/Kg未満)し、入荷した玄米を、指定精米工場内で自主検査している。
検査は放射性セシウム不検出(検出下限値20Bq/Kg以下)を自主規制値として、工場から店舗に入荷した米(精白米)を抜き取って、外部検査機関(厚生労働大臣登録検査機関)で核種による精密な検査を実施している。
2011年12月の検査結果では、使用している全ての米(精白米)が放射性物質不検出(検出下限値1.3Bq/Kg)であった。
地震の被災による最終的な閉店店舗は3店となり、原発事故による営業停止中の店舗が2店となっている。
新たに19店を出店する一方、12店を閉鎖した結果、総店舗数は386店(内、営業停止2店)となった。
通期は、売上高987億円(7.0%増)、営業利益40億3000万円(13.1%減)、経常利益39億2000万円(12.5%減)、当期利益22億円(72.1%増)の見通し。

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