流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





ダイエー/3~11月は売上高5.3%減、当期損失123億円

2012年01月06日 / 決算

ダイエーが1月6日に発表した2012年2月期第3四半期決算によると、売上高6470億900万円(前年同期比5.3%減)、営業利益4億600万円(前期は5億2200万円の営業損失)、経常損失22億4900万円(39億5500万円の経常損失)、当期損失123億円3300万円(46億9700万円の当期損失)となった。
前年度まで靴販売業を営んでいた子会社を清算し、靴売場を拡大して展開を行うことで販売力の強化を図った。
紳士服専門店を展開する子会社のロベルトを次年度に吸収合併することを決定した。経営資源を集中することで、商品開発や売場作り等より専門性を高めた紳士衣料品売場を実現する。
店舗建て替えのために一時営業終了したダイエー藤沢店(神奈川県藤沢市)を10月に再度出店し、都市集中化や人口減少、シニアシフトといった人口動態の大きな変化への対応として、都市型スーパーマーケット業態「FOODIUM」を新たな業態として構築し、FOODIUM下北沢(東京都世田谷区)、FOODIUM堂島(大阪市北区)を9月に出店した。
スーパーマーケット業態の店舗を展開する子会社のグルメシティ近畿の東心斎橋店(大阪市中央区)を都市型スーパーマーケット業態へと8月に転換した。
ディスカウントストア業態では、同業態の店舗を展開する子会社のビッグ・エーが関東地区で4店を出店した。
新たに設立したビッグ・エー関西が近畿エリアにおけるグループのDS業態として第1号店と第2号店となるビッグ・エー住ノ江駅前店(大阪市住之江区)とビッグ・エー日本橋店(大阪市浪速区)を出店した。
通期は、売上高8650億円(5.1%減)、営業利益50億円(54.2%増)、経常利益12億円(-)、当期損失125億円(-)の見通し。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧