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ダイエー/3月~5月は当期損失95億円

2011年07月06日 / 決算

ダイエーが7月6日に発表した2012年2月期第1四半期決算によると、売上高2136億5000万円(5.7%減)、営業利益12億1800万円(10.3%増)、経常利益3億3900万円(20.2%減)、当期損失95億900万円(前期は2億5000万円)となった。
弁当や惣菜など即食性の高い中食カテゴリー商品やインナーウェア等の売場を継続して拡大し、美容、健康、家事等に関連する生活用品をお客の視点で再編集した「ドラッグ」売場の導入を進めた。
買い回り品は、寝具、インテリア、バストイレ用品等を生活の中での利用シーンで括り直した「ホームファッションストア」や、ウォーキングや山登り等の商品を関連情報とともに提供する「スポーツギャラリー」等、ライフスタイル提案型の売場の充実を進めた。
家計消費支出や自社の売上状況等を集約したデータを活用することで、品揃えや陳列面積の適正化、社会催事や地域催事に合わせた商品展開を各店にダイナミックかつ早期に実現する取り組みを継続して推進した。
16店の改装を行うとともに、市場シェアの拡大へ向けて新たに下北沢(東京都世田谷区)、堂島(大阪市北区)、藤沢(神奈川県藤沢市)へ新規出店を決定した。
ディスカウントストア業態の店舗を展開する子会社のビッグ・エーでは2店を新規出店した。一方、ダイエーで1店、子会社で1店を閉店した。
資産除去債務に関する会計基準の適用による損失72億円や東日本大震災に伴う損失15億円等の特別損失の計上等により当期損失となった。
通期は売上高8900億円(2.4%減)、営業利益50億円(54.2%増)、経常利益12億円(-)、当期損失125億円(-)の見通し。

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