三城HD/4~12月の当期損失4億2900万円、通期は当期損失17億円見込む
2012年02月09日 / 決算
三城ホールディングスが2月9日に発表した2012年3月期第3四半期決算は、売上高462億3100万円(前年同期比0.8%減)、営業利益2億1400万円(84.8%減)、経常利益2億3900万円(84.9%減)、当期損失4億2900万円(前期は6億7200万円の当期利益)となった。
三城では、不採算店の整理を継続的に進め、利益体質の強化に努めながらも基本に立ち返り、得意としてきたアフターサービスや顧客満足の追求を徹底して行った。
取組みは一定の成果を出したが、販売戦略や告知など連携がうまくなされず、客数を伸ばせなかったことで売上高、利益は前年を下回った。
出店18店(年間計画20店)、退店21店(年間計画28店)となり、退店については来期にずれ込んだ店舗が数店ある。
なお、販売費と一般管理費は出店数が予定より増えたことなど、設備活動費が計画値を上回っており、営業利益、経常利益、当期純利益も予想を下方修正している。
通期は、売上高591億700万円(1.7%減)、営業損失5億9200万円、経常損失5億4800万円、当期損失17億8900万円の見通し。