流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





高島屋/2月期は売上高1.3%減、営業利益16.1%増

2012年04月06日 / 決算

高島屋が4月6日に発表した2012年2月期決算は、売上高8581億2300万円(前年同期比1.3%減)、営業利益210億9900万円(16.1%増)、経常利益243億5500万円(8.3%増)、当期利益108億9500万円(21.3%減)となった。

昨年3月に全館グランドオープンした大阪店は、お客様の志向や価値観に基づく店づくりをした。その結果、梅田地区における相次ぐ競合各社の増床・開業にも関わらず、売上を伸ばした。

横浜店では、地域一番店の地位を磐石にするための品揃えの拡充と環境整備、玉川店では、昨年3月の「二子玉川ライズ」開業との相乗効果、柏店では、お客視点に立った環境整備と食料品強化を目的に改装を実施するなど、営業力強化を進めた。

国内百貨店では、年度前半の震災影響により増収には至らなかった。海外では、タカシマヤ・シンガポール・リミテッドが、堅調なシンガポール国内景気を背景に、積極的な営業施策により消費需要を取り込み、増収増益となった。

来期は売上高8800億円(2.5%増)、営業利益240億円(13.7%増)、経常利益265億円(8.8%増)、当期利益130億円(19.3%増)の見通し。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧